このゲームも誰かの配信観ていて自分でプレイしたくなったものの一つです。ただ、リメイク前のゲームボーイ版はかなり昔にプレイした経験がありました。
結論から言うと、非常に良いリメイクでした。ゲームの中身はほとんど変わっていませんが、とにかく雰囲気が素晴らしいです。オープニングとエンディングの映像の雰囲気、それとは全く異なるゲーム中の箱庭的な雰囲気、どちらもとても優しい印象です。
実をいうと本作は、リンクを主役とした冒険譚というより、プレイヤーそのものについて語った「ゲーマーとゲームの物語」なのではないかと考えている。
『ゼルダの伝説 夢をみる島』はなぜ名作と呼ばれるのか――それは桜が散るかのような美しさをゲームで表現したからだ – IGN Japan
クリアした事による達成感よりも、終わってしまった寂しさを感じる不思議な作品です。冒険に出かける夢をみて、朝目覚めた後に感じる、何か夢の中に置いてきてしまったような喪失感、そんなものは存在しないはずなんですけどね。
ゲームの難易度はまあまあです。パズル要素はなかなか頭を使わされるのですが、電話をかけるとヒントがもらえるので助かります。アクションもそこまで難しい部類ではないと思うのですが、判定がシビアなボスがいたのがちょっといらっとするポイントでした。
プレイ時間は計測していないので不明です。コンテニューなしで真のエンディングがみられるというのを知らなかったので 2 周ました。HowLongToBeat を参考に見てみたところ、本編 14 時間ということです。この作品も長過ぎず、途中ですぐに中断もできるので気軽に遊べると思います。
このゲーム、珍しく実績獲得欲を刺激されないというか、本編クリアでかなりお腹一杯になるので、新しく追加されたやり込み要素など全く手をつけていません・・・。
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